青汁を選ぶのであれば、どの種類がおすすめなのでしょうか。
ケール、大麦若葉、明日葉の青汁が一般的ですが、その内容を比較してみます。
毎日の野菜不足を青汁で補いたいと思っている人も多いと思いますが、近年では青汁にも種類があり、どれを購入すれば良いのか迷ってしまうと思います。
そこで、青汁に重荷使用されている野菜の特徴についてご紹介していきます。
青汁とは毎日忙しくて野菜が食べれない、バランスのとれた食事を考えるのは大変…
そのような気持ちもわかります。
厚生労働省が推奨している1日あたりの野菜摂取量は250グラムとなっています。
しかし、実際の平均量は290gグラムで約100グラムも不足しているのです。
そこで野菜不足を補給するうえでおすすめとされているのが青汁になります。
いろいろな野菜の栄養を豊富に含んでいる青汁ですが、日々の野菜不足を補ってくれるのです。
野菜不足を補うのによく挙げられる野菜ジュースというのは甘くて美味しく飲めるのですが、飲みやすくするために食塩や糖分などが多く含まれています。
健康のために飲んだとしても、野菜不足を補えなかったり、添加物を摂取しなければならなくなります。
その点青汁、は様々な野菜を加熱処理をせず絞ったもの、細かく刻んだものですので、野菜本来の栄養分を無駄なく摂取できます。
青汁の成分
青汁にはビタミン、食物繊維、カリウムが多く含まれているのが特徴です。
一般的な青汁の主な原料として
ケール、大麦若葉、明日葉とに分かれます。
どの野菜が不足しているか、味の好みによって選ぶというのが理想的です。
ケール
食物繊維はレタスの約4倍、ビタミンAはキャベツの約200倍、βカロテンはトマトの約5倍、ビタミンCはグレープフルーツの約2.5倍以上です。
ケールはビタミンC、カルシウム、マグネシウムが非常に豊富な野菜なのです。
ケール1つの食材に対して他の野菜がもっている栄養分をとてもバランス良く配合しています。
ケールを主に使っている青汁は、バランス面においても非常に優れておりバランス良く野菜を摂取したい方におすすめです。
昔はケールを主原料としたクセのある青汁が多く出回っていたのですが、現在では一部メーカーが改良して、飲みやすいケール主成分の青汁が出回るようになっています。
大麦若葉
食物繊維はレタスの約3倍、ビタミンCはホウレンソウの約3倍、カルシウムは牛乳の約10倍、カリウムはホウレンソウの約18倍です。
大麦若葉は鉄分が豊富で糖質が非常に少ない野菜になります。
大麦若葉を主に使った青汁は、ケール主原料の青汁よりも飲みやすいのですが、青汁は飲みにくいというイメージを、飲みやすい青汁に変えたのはこの大麦若葉のおかげといわれています。
ケールがどうしても苦手という方には、大麦若葉がおすすめです。
栄養価ではケールよりも劣るのですが、他の緑黄色野菜と比較をしても栄養バランスが非常によく含まれていますので日々の栄養不足をサポートできる食材なのです。
明日葉
食物繊維はレタスの約5倍、βカロテンはトマトの約10倍、カリウムはピーマンの約8倍、ビタミンEはにんじんの約5倍です。
明日葉は食物繊維、βカロテン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、ナトリウム、カリウムなどが豊富な野菜です。
明日葉は古くから八丈島において高麗人参のかわりとしても食べられてきましたが、高い栄養素とカルコンという独自のポリフェノールが明日葉に入っていることによって、多くの青汁に配合されているのです。
味は苦味が少なくほんのり甘く、セロリなどに風味が似ていますので、セロリ好きにはおすすめです。
大麦若葉は生産が多いの?
青汁に大麦若葉がよく使われる理由ですが栄養価が非常に高いというのはもちろん、生産をしている地域が多いというのも要因です。
実際に大麦若葉の生産地に関する記載を見てみると大分県、熊本県、福岡県、宮崎県、島根県、三重県といった西日本を中心にして温暖な地域において生育されています。
また、広大な地域で作っているケースも多いですので、できるだけ単価を安くして原料を入手できるという側面があります。
また、大麦若葉は日本以外に中国でも生産されているものです。
中国で生産された大麦若葉をより安く仕入れる業者もいます。
そういった生育事情が、青汁に大麦若葉が多く使用されている要因だといえます。
ただ、食品に関することはやっぱり安全面にも気を使うと思います。
そういった方は国産の大麦若葉を使った青汁を選択してみてください。
大麦若葉の成分は?
大麦若葉が青汁によく利用される理由として成分が大きく関係しています。
明日葉やケールなどと比較しても女性や高齢の方にとても評判の良い成分が多く含まれています。
特に多いのは、ビタミンB12と鉄分になります。
大麦若葉はケールや明日葉に負けている成分も多いですが、この2つの成分は大麦若葉が最も多いです。
ビタミンB12は、正常な赤血球を作るうえで必要不可欠な栄養素です。
造血作用や神経機能の改善をもたらす作用もあるといわれています。
末梢神経を正確に保つには、ビタミンB12をたっぷりと摂取しておく必要があるのです。
神経系の痛みや関節の痛み、腰痛などもビタミンB12不足が関係しています。
これらが不足した状態が続くと、貧血症状を引き起こしてしまうこともありますので女性は注意してください。
そして鉄分は、赤血球を作るときの元になっている栄養分です。
鉄分が原料で、ビタミンB12が赤血球を作るサポート役のようなものです。
赤血球が正常に保たれるということは、酸素と二酸化炭素の運搬がスムーズに行われている証拠です。
その結果、体の隅々に血液が行き渡り、細胞の供給もしっかりとできているということです。
それにより神経系の痛みが減りますし、血液循環もとてもよくなりますので体の冷えがなくなって貧血を起こしにくくなります。
大きなくくりで言うと、脳も身体もいつまでも若々しい状態に維持するうえで非常に役立つのです。
大麦若葉でないとだめなの?
青汁を選ぶときに大麦若葉でなければならないのかといえばそうではありません。
例えば、明日葉は栄養素を見ると大麦若葉をはるかに上回っている栄養素も多いですし、とても良い食材の1つだといえます。
明日葉はベータカロテンやビタミンC、ビタミンK、ビタミンB6、カリウム、カルシウムなどによって大麦若葉よりも遥かに高い数値を誇ります。
美容効果や整腸作用などを考えるとビタミンC、食物繊維の豊富な明日葉の方が優れていますので、購入をする人は大麦若葉に必ずしもこだわる必要ないのです。
また、葉酸で比較するとケールが最も多く含まれています。
妊活中の方や妊娠中の方、授乳中の方はケールを重視して青汁を選ぶというのもおすすめです。
人によって摂取したい栄養素も異なりますので、そのあたりに十分に考慮しながら青汁を選ぶようにしてください。
一つの栄養素に絞る必要もありません。
青汁をチェックしていると、大麦若葉だけでなくケールや明日葉といった複数のものをブレンドして作られているものもあります。
極の青汁(大麦若葉、明日葉)、スイーツ青汁(大麦若葉、明日葉、クマザサ)、やわたのおいしい青汁(大麦若葉、ケール)、めっちゃぜいたくフルーツ青汁(大麦若葉、明日葉、クマザサ)、おいしい青汁(ケール、明日葉)、エバーライフのおいしい青汁(大麦若葉、クマザサ)などです。
このように主要な青汁成分が複数入っているものもありますので、そこまで頭を悩まさなければならないのかといえばそうではありません。
例えば、スイーツ青汁なら大麦若葉、明日葉、クマザサと主要成分が3つも含まれているので、健康志向の方全般におすすめですよ。
このように大麦若葉が青汁の原料として選ばれるのは、生産量が多くて、さらに非常に優れた栄養素を誇っているからです。
ただ、他の野菜と比べて飛びぬけて栄養価が高いというわけではありませんので、必ずしも大麦若葉青汁を選ばなければなあらないというわけではありません。
大麦若葉青汁にはどんな商品があるの?
・名称…飲む大麦若葉 青汁 100%
・内容量…90g(3g×30袋)
・特徴…無添加・無着色
新鮮な大麦若葉をそのままの状態で粉末にしている大麦若葉100%の青汁です。
着色料、保存料等の添加物を一切使用していないのです。
分包タイプですので飲みやすく、携帯にも便利ですよ。
健康維持の食品として、1日1回1袋(3g)を目安にしてコップに入れてしっかりとかき混ぜてから飲みます。
・名称…フルーツ酵素青汁
・内容量…90g(3g×30袋)
・特徴…フルーツミックス味
無添加(保存料・着色料)のスティックタイプで、国産大麦若葉・ケールに植物発酵エキス、乳酸菌、活性型酵素、ヒアルロン酸、プラセンタエキスといった美容に嬉しい成分が豊富に含まれています。
すっきりとした甘さのフルーツ青汁に仕上がっています。
・国産素材…大麦若葉 ケール
・スーパーフード…アサイー ザクロ
・48種の植物発酵エキス、8種の野菜、海藻類に豆や種子も含まれています。
ニンジン、ミカン、ニンニク、ゴボウ、ユリ根、レンコン、キュウリ、セロリ、シソ、23種の果物/リンゴ、カキ、バナナ、パインアップル、ハッサク、イチジク、マタタビ、山ブドウ、山桃、イチゴ、ウメ、白米、玄米、もち米、アワ、ネーブルオレンジ、イヨカン、レモン、夏ミカン、カボス、キンカン、ザボン、ポンカン、ユズ、大麦、キビ、トウモロコシ ヒジキ、ワカメ、ブドウ、アケビ、ノリ、青ノリ、コンブ 大豆、黒ゴマ、白ゴマ、黒豆、クルミです。
・名称…おいしいフルーツ青汁
・内容量…60g(3g×20包)
・特徴…乳酸菌や酵素が入った、フルーツ味の青汁になります。
国産大麦若葉に、乳酸菌200億個、酵素75種、21種という野菜をプラスしてとても飲みやすいフルーツ味に仕上がっています。
・原材料…大麦若葉末、マルトデキストリン、キウイフルーツ、キュウリ、ナス、ホウレンソウ、小松菜、ピーマン、セロリ、ゴーヤ、シソ、ニンジン、プルーン、ブロッコリー、ショウガ、カリン、パセリ、アスパラガス、セリ、キイチゴ、ミツバ、ミョウガ、グミ、ブラックベリー、冬イチゴ)、ケール末、ブロッコリー末、乳酸菌末(殺菌乳酸菌体、デキストリン)、キャベツ末、カキ、ワカメ、ヒバマタ、ヨモギ、大豆(遺伝子組み換えでない)、オリゴ糖、ブドウ、モモ、ミカン、カボチャ、レイシ、日本山人参、ケール、難消化性デキストリン、植物発酵エキス末(黒砂糖、キャベツ、イチゴ、リンゴ、ダイコン、トマト、ユズ、大麦若葉、モロヘイヤ、コンブ、玄米、スイートコーン、キンカン、シイタケ、米ぬか、レモン、ココア、キクラゲ、ヤマブドウ、ゴボウ、根コンブ、ブルーベリー、アケビ、ヤマモモ、アカメガシワ、オオバコ、クマザサ、大根葉末、桑の葉末、南瓜末、さつまいも(アヤムラサキ)末、チンゲン菜末、パセリ末、人参末、セロリ末、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)(一部に小麦・乳成分・リンゴ・キウイフルーツ・大豆・ももを含む)苦瓜末、スギナ、ビワの葉、マイタケ、ヒジキ、ナシ、チンゲンサイ、ウメ、レンコン、ウコン、イヨカン、ビタミン菜、イチジク、ほうれん草末、モロヘイヤ末、よもぎ末、白菜末、アスパラガス末、トマト末、野沢菜末、れんこん末/クエン酸、香料、
・栄養成分表示…1包(3g)当たり
・熱量…10.95kcal、タンパク質:0.23g、脂質:0.04g、炭水化物:2.42g、食塩相当量:0.003g
・名称…Livita リビタ ファイバープラスケア
・内容量…90g(3g×30袋)
・特徴…後味すっきりおいしいだけでなく乳酸菌入り青汁です。
・ファイバープラスケアは、超微粉砕した九州産大麦若葉を主原料として食物繊維を独自のバランスによって配合しており、ヒト由来の乳酸菌を加えた青汁です。
1日3袋で水溶性、不溶性の食物繊維をバランス良く摂取できます。
菌の良さを引き出す独自製法によって高密度濃縮した乳酸菌を100億個配合しています。
サラッと溶けて、すっきりおいしく、毎日でも続けることができます。
・成分…大麦若葉末、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、還元麦芽糖、抹茶、ゴボウ末、キダチアロエ末、ゴマ末
・栄養成分表示…1袋(3g)当たり
・熱量…8.1kcal、たんぱく質、0.24g、脂質、0.06~0.09g、炭水化物、2.5g、-糖質、0.73g、-食物繊維。1.8g、食塩相当量、0.0008g、水溶性食物繊維1.2g
・名称…乳酸菌+酵素 大麦若葉
・内容量…90g(3g×30袋)
・特徴…国産(九州産)大麦若葉使用
カリウム、カルシウム、マグネシウムなど様々な栄養素を含む大麦若葉。毎日飲むものだから国産にこだわり、九州産の大麦若葉を使用しています。